自然と一体になれるカヌーで新しい世界を体験しよう
普段見慣れた風景も水鳥の視線で見ると、まるで違って見えるもの。
人間にとっては「非日常」の世界だ。
そんな自然との一体感を気軽に体験できるのがカヌー。
自作のカヌーを操り、川や湖でアウトドアライフを楽しむ近藤さんにカヌーの魅力や楽しみ方について語ってもらった。
投稿日時:2011/10/06
見よう見まねで自作カヌーに挑戦
川 や湖を優雅に進むカナディアンカヌー、急流や岩を軽快に越えていくカヤック。そんなカヌーを憧れをもって眺める人は多いが、自分で作ろうと考える人は多く はないだろう。“乗る”ことよりも先に“作る”ことに興味をもち、実際に見よう見まねで作り上げてしまったのが、つくばみらい市で建設業を営む近藤敦さん だ。
以前からカヌーに興味はあり、世界中をカヌーで旅する野田知佑に憧れていたが、実際にカヌーに乗る機会はなかった。そんなときにインター ネットでカヌーの製作過程を詳しく紹介しているサイトを見つけた。本業は大工。物を作ることには自信がある。技術があり、材料を揃えることができる自分な ら作れるかもしれないとサイトを頼りカヌーを製作。初めて水に入れるときにはドキドキだったというが、浸水することも沈(転覆すること)することもなく、 無事に乗ることができた。そのときの感激が、今につながっているという。
「非日常」を体験できるカヌーの魅力
自作のカヌーを作って、カヌーに“乗る”ことにもはまってしまった近藤さん。毎週のように川に通いカヌーを操り、テクニックもめきめき上達。のんびり進むカナディアンカヌーだけでは飽き足らず、カヤックまで自作し、那珂川の上流に行っては急流下りも楽しむ。
そんなカヌーの一番の魅力は「非日常の風景を堪能できること」。普段は近場の小貝川に行くことが多く「そんな見慣れた場所で乗っても面白くないんじゃな い?と言われるのですが、カヌーから見る風景は川べりから見る風景とはまるで別物なのです」と言う。カヌーは水面に限りなく近い乗り物。両岸には高い土手 があり、草や木が生い茂る。例えちっぽけな川でも川から見る風景は限りなく雄大だ。「小貝川は水があまりきれいじゃないので、水面を見ずに風景ばかり眺め ています」と笑うが、水がきれいな川なら川底が見え、泳ぐ魚を見つけることもできる。自然との一体感を楽しめる、それがカヌーの魅力なのだ。
家族でカヌーを楽しもう
カナディアンカヌーは流れの穏やかな所なら体力や難しい技術がなくても、比較的安全に楽しむことができる。子どもやシニア、女性でももちろんOKだ。だか らこそ「ぜひ家族で楽しんでほしい」と近藤さん。子どもにとって自然の中で過ごす体験というのはとても貴重なもの。カヌーでなければたどり着けない場所に 行ったり、カヌーでなければ見られない景色に出会ったり、身近に魚や鳥、動物を見つけたり。そんな親子で過ごす時間は親にとっても子どもにとっても宝物に なることだろう。さらに子どもに成長の場を与えてくれるかもしれない。
近藤さんもお子さんと一緒にカヌーを楽しんでいるが、とくに印象深い出来 事がある。それは当時小学6年生だった息子さんが那珂川の上流で「一人でカヌーに乗る」と言ってきたこと。流れが速くテクニックも必要とする場所で、子ど もが一人で乗ることには不安を感じた。しかし子どものやる気を尊重し、前後からサポートする形で挑戦させた。息子さんは沈せずに見事に乗りこなし、満面の 笑みを見せたそうだ。
「作って嬉しい、乗って楽しい」自作カヌー
近藤さんはカヌーを作ることにもこだわる。とはいえ素人が作るのは難しいのでは?と思うが「コツさえつかめば簡単です」。キットを用意してくれて工房で指 導・サポートをしてくれるので、木工初心者でも作ることができるのだそうだ。制作期限は1年。月に1・2回でも自分の都合に合わせて工房に通い、コツコツ と仕上げていく。その間に一緒にカヌーを乗りに連れて行ってくれることもあり、自分のカヌーが出来上がる頃にはすっかりカヌーの楽しさを知ってカヌー仲間 の一員になっているそうだ。そうして迎えた自作カヌーの進水式では誰もが大感激するという。
「お金を出せば何でも買える時代ですが、自分で作っ たカヌーは一段と愛着もわきます」と近藤さん。手作りのウッドカヌーは微妙な曲線を描くフォルムや木目が美しく、まるで芸術品のようだ。使うのがもったい ないようだが「作ることを楽しみ、使うことで二度楽しめますから」と笑う。愛好家の間でも自作している人は少なく、川で出会った人たちから注目されること もしばしば。「お父さんが作ったの?すごいね!」そんな言葉を子どもからかけられたら、喜びもひとしおだろう。そんな感動もぜひ味わってほしいものだ。
一緒にカヌーを楽しもう!
自然が好きで昔からアウトドアライフを楽しんでいたという近藤さんが、カヌーとセットで必ず持参するのが“外ごはん”。「手の込んだ料理を作るわけではあ りませんが、どんな物でも外で食べる食事は格別においしいものです」と、カヌーに食材や簡単な調理器具を積んで川べりなどで休憩がてらランチを楽しむ。 「自然の中にのんびり身を置く休日、そんな贅沢な時間を一緒に楽しみませんか。興味のある人はぜひ一度、遊びに来てください。一緒に楽しむ仲間を大募集し ています!」とPR。アウトドアの楽しみ方を知り尽くしている近藤さんと一緒なら、カヌーも何倍も楽しめるに違いない。
■プロフィール
近藤 敦 Atsushi Kondo
1967年 茨城県取手市生まれ7歳より伊奈町(現つくばみらい市)在住
1991年 ㈲近藤建装にて建設業に従事
2009年 本業の傍ら「カヌー工房KONDO」設立カヌーの製作キットを販売、制作指導、サポート等。また不定期で初心者向けカヌー教室を開催。工房のクラブでは年齢・性別、購入の是非を問わず、小貝川、那珂川、中禅寺湖等でカヌーやキャンプを楽しんでいます。随時メンバー募集中。
カヌーの制作の様子やクラブの活動などについては下記ブログをご覧ください。
http://canoetsukuro.blog134.fc2.com/
川 や湖を優雅に進むカナディアンカヌー、急流や岩を軽快に越えていくカヤック。そんなカヌーを憧れをもって眺める人は多いが、自分で作ろうと考える人は多く はないだろう。“乗る”ことよりも先に“作る”ことに興味をもち、実際に見よう見まねで作り上げてしまったのが、つくばみらい市で建設業を営む近藤敦さん だ。
以前からカヌーに興味はあり、世界中をカヌーで旅する野田知佑に憧れていたが、実際にカヌーに乗る機会はなかった。そんなときにインター ネットでカヌーの製作過程を詳しく紹介しているサイトを見つけた。本業は大工。物を作ることには自信がある。技術があり、材料を揃えることができる自分な ら作れるかもしれないとサイトを頼りカヌーを製作。初めて水に入れるときにはドキドキだったというが、浸水することも沈(転覆すること)することもなく、 無事に乗ることができた。そのときの感激が、今につながっているという。
「非日常」を体験できるカヌーの魅力
自作のカヌーを作って、カヌーに“乗る”ことにもはまってしまった近藤さん。毎週のように川に通いカヌーを操り、テクニックもめきめき上達。のんびり進むカナディアンカヌーだけでは飽き足らず、カヤックまで自作し、那珂川の上流に行っては急流下りも楽しむ。
そんなカヌーの一番の魅力は「非日常の風景を堪能できること」。普段は近場の小貝川に行くことが多く「そんな見慣れた場所で乗っても面白くないんじゃな い?と言われるのですが、カヌーから見る風景は川べりから見る風景とはまるで別物なのです」と言う。カヌーは水面に限りなく近い乗り物。両岸には高い土手 があり、草や木が生い茂る。例えちっぽけな川でも川から見る風景は限りなく雄大だ。「小貝川は水があまりきれいじゃないので、水面を見ずに風景ばかり眺め ています」と笑うが、水がきれいな川なら川底が見え、泳ぐ魚を見つけることもできる。自然との一体感を楽しめる、それがカヌーの魅力なのだ。
カナディアンカヌーは流れの穏やかな所なら体力や難しい技術がなくても、比較的安全に楽しむことができる。子どもやシニア、女性でももちろんOKだ。だか らこそ「ぜひ家族で楽しんでほしい」と近藤さん。子どもにとって自然の中で過ごす体験というのはとても貴重なもの。カヌーでなければたどり着けない場所に 行ったり、カヌーでなければ見られない景色に出会ったり、身近に魚や鳥、動物を見つけたり。そんな親子で過ごす時間は親にとっても子どもにとっても宝物に なることだろう。さらに子どもに成長の場を与えてくれるかもしれない。
近藤さんもお子さんと一緒にカヌーを楽しんでいるが、とくに印象深い出来 事がある。それは当時小学6年生だった息子さんが那珂川の上流で「一人でカヌーに乗る」と言ってきたこと。流れが速くテクニックも必要とする場所で、子ど もが一人で乗ることには不安を感じた。しかし子どものやる気を尊重し、前後からサポートする形で挑戦させた。息子さんは沈せずに見事に乗りこなし、満面の 笑みを見せたそうだ。
近藤さんはカヌーを作ることにもこだわる。とはいえ素人が作るのは難しいのでは?と思うが「コツさえつかめば簡単です」。キットを用意してくれて工房で指 導・サポートをしてくれるので、木工初心者でも作ることができるのだそうだ。制作期限は1年。月に1・2回でも自分の都合に合わせて工房に通い、コツコツ と仕上げていく。その間に一緒にカヌーを乗りに連れて行ってくれることもあり、自分のカヌーが出来上がる頃にはすっかりカヌーの楽しさを知ってカヌー仲間 の一員になっているそうだ。そうして迎えた自作カヌーの進水式では誰もが大感激するという。
「お金を出せば何でも買える時代ですが、自分で作っ たカヌーは一段と愛着もわきます」と近藤さん。手作りのウッドカヌーは微妙な曲線を描くフォルムや木目が美しく、まるで芸術品のようだ。使うのがもったい ないようだが「作ることを楽しみ、使うことで二度楽しめますから」と笑う。愛好家の間でも自作している人は少なく、川で出会った人たちから注目されること もしばしば。「お父さんが作ったの?すごいね!」そんな言葉を子どもからかけられたら、喜びもひとしおだろう。そんな感動もぜひ味わってほしいものだ。
自然が好きで昔からアウトドアライフを楽しんでいたという近藤さんが、カヌーとセットで必ず持参するのが“外ごはん”。「手の込んだ料理を作るわけではあ りませんが、どんな物でも外で食べる食事は格別においしいものです」と、カヌーに食材や簡単な調理器具を積んで川べりなどで休憩がてらランチを楽しむ。 「自然の中にのんびり身を置く休日、そんな贅沢な時間を一緒に楽しみませんか。興味のある人はぜひ一度、遊びに来てください。一緒に楽しむ仲間を大募集し ています!」とPR。アウトドアの楽しみ方を知り尽くしている近藤さんと一緒なら、カヌーも何倍も楽しめるに違いない。
■プロフィール近藤 敦 Atsushi Kondo
1967年 茨城県取手市生まれ7歳より伊奈町(現つくばみらい市)在住
1991年 ㈲近藤建装にて建設業に従事
2009年 本業の傍ら「カヌー工房KONDO」設立カヌーの製作キットを販売、制作指導、サポート等。また不定期で初心者向けカヌー教室を開催。工房のクラブでは年齢・性別、購入の是非を問わず、小貝川、那珂川、中禅寺湖等でカヌーやキャンプを楽しんでいます。随時メンバー募集中。
カヌーの制作の様子やクラブの活動などについては下記ブログをご覧ください。
http://canoetsukuro.blog134.fc2.com/








