もりや子育てネットワーク 「ままもり」

地域を元気に!子育てに優しい街づくり

 守谷市を中心に近隣のエリアで活動している、
子育て中のパパ&ママたちのボランティア団体「ままもり」。
地域みんなで楽しく子育てをしていきたい、
そんな思いを胸に、子育て情報の発信や
子供と一緒に楽しめるイベントなどを開催している。

子育ての課題に取り組む「ままもり」を発足

子育て中のママ達10人で活動する
「ままもり」が発足したのは四年前。
幼い子供をもつ3人のママが中心となり、
自分たちの身近な課題に取り組もうと立ち上げた。
幼稚園や病院などの子育て情報が少ないこと、
子供の遊び場や 親子で集える場所があまりないこと、
保育園が不足していることなど、
子育て中のママだからこそ気になることの数々。
それらをママ目線で考え、改善し、
「あったらいいな」を実現していきたい、
そんな思いが「ままもり」発足のきっかけとなった。

子育て情報の提供と子育てイベントの開催

まず取りかかったのが守谷市の
保育園・幼稚園のガイドブックの制作。
誰もが欲しい情報をみんなで共有しようと、
保育園や幼稚園、一時預かりや休日保育の情報などを
1冊の冊子にまとめた。
そして翌年には小児科、産科など医療機関と
お産に関する情報をまとめたガイドブックをリリース。
初めて出産する妊婦さんや 子育て世代の人たちにとても好評で、
見た人たちから「参考になりました!」と
言ってもらえるのが、何よりの励みだ。
そしてもう一つの取り組みが イベントの開催。
10月にイオンタウン守谷で行われた
「いいお産の日」は今回で3回目となり、
主に柳澤留美さんと今野千秋さんが中心になって企画・運営している。
来場した多くの妊婦さんや親子は、
マタニティヨガで気持ちよくリフレッシュしたり、
助産師や小児科の医師の話に耳を傾けたりし、
子供向けには乗用玩具ロディを使ったヨガ遊びやキャンドル作り、
木のおもちゃなどを用意。
これからママになる人も、子育て中の人も
楽しくくつろいだひと時を過ごした。

木のおもちゃで癒される木のおもちゃ広場

また恒例となっている「木のおもちゃ広場」は
おもちゃコンサルタントの資格をもつ宮下嘉代子さんの発案で始めたもの。
自然素材である木は子供の五感に働きかけ、心の発達を促し、
付き添う親も木の温かみに癒され、穏やかな気持ちになるという。
そこで東京おもちゃ美術館の協力を得てたくさんの木のおもちゃを用意し、
子供たちに木のぬくもりやにおいを感じながら、
自由に遊んでもおうと5月に初めて開催しところ、
親にも子供にも大好評だった。
「自分がいいと思っているものは、みんなもいいと思うことが分かったので、
木のおもちゃの魅力をもっとたくさんの人に伝えたくて」と、
その後は小規模の「木のおもちゃ広場ミニ」を平日は南守谷児童センターで、
休日はイオンタウン守谷などの商業施設で定期的に開催している。
「回数を重ねるごとにリピーターが増えて来て、また来ましたと言ってくれたり、
ママ同士が誘い合わせて来てくれることも多くなってきて、
親子ともに楽しめる場になっているかなと実感しています」と担当する今野さん。
地元の子供の遊び場としてしっかり定着してきている。

子供は地域の宝物みんなで子育てを

小学6年生を筆頭に4人のお子さんがいる宮下さん。
ママ歴12年にして思うのは
「小学生になると、親の影響よりも友達の影響の方が大きい」ということ。
「だから自分の子供を良くしようと思ったら、
地域の子供たちみんなを良くすることが大事」と考える。
「子供は社会や地域の関わりの中で育つもの。
一人では育てられないし、育たない。
子供はみんなの宝物で、みんなでみんなの子供を育てたい」
それが宮下さんが理想とする地域社会だ。
自分が子供の頃、 母親が留守の時は祖母の家に行き、
いとこや近所の子供たちと一緒に遊び、ご飯を食べた。
"みんな一緒"が日常で"普通"だった。
親が自分の子供だけを囲い込まない、"ウチの子"にしない社会。
地域の子供たちみんなが大事で、
自分の子供と同じように他の子供たちも育てたい。
だから自分が子供に良いと思うことは、他の子にもやってあげたい。
大好きな木のおもちゃを、
たくさんの子供たちに提供している「木のおもちゃ広場」には、
宮下さんのそのような思いが詰まっているのだ。

母親も地域で輝ける場に

「ままもり」のスタッフはほとんどがフルタイムで働くママ。
平日 は仕事、休日は「ままもり」のイベント等で大忙しだが、
「地域をよくしたい」という思いが活動の原動力になっている。
時間は十分に取れないが、
責任感が強 く効率的に仕事をこなせるというのがワーキングマザーの強み。
それぞれが自分の得意分野やキャリアを生かして、
少ない時間を有効に使って取り組んでいる。
「スタッフにとってままもりは地域で輝ける場。
働くママの姿を子供や家族に見せることで、
社会人としての母親の頼もしさを感じてもらえれば嬉しい」と語り、
スタッフ自身にとってもままもりは
地域とつながる貴重な場になっていることがうかがえる。
今年はこれまでの地道な活動実績が認められ、
県から「地域の子育て力アップのための提案型モデル支援事業」を
受託する事も出来た。
12月は県内各地でアートワークショップイベントを開催する。
このワークショッププログラムを企画運営している、
メンバーの増記多佳子さんは、
より多くのお子さんたちに感受性豊かなこの時期に
ぜひ体験してほしいという気持ちを第一に、
これまで能楽から現代アートまで様々なワークショップを企画してきた。
「参加された方が、自然な形でワークショップに関心をもち、
体験を通して新たな視点をもって日常に活かしていただきたい。
それが豊かな日常を育む」と語る。

子育てしている当事者だから出来る活動を

発足から4年経って多くの人に認知されるようになり、
活動の幅を広げてきたままもり。
「今後は今の活動を資金面や人員の確保なども含めて安定させ、
継続していくことが最大の課題だと思っています。
今まで同様『いいお産の日・木のおもちゃ広場・情報発信』を軸に据えながら、
子ども達や親たちが互いに成長できるようなイベント作り、
場作りをしていけたらと思います」と柳澤さん。
今の一番の悩み は、木のおもちゃなどの備品を管理したり
活動拠点となる事務所がないこと。
「ままもりを支援していただける企業、団体、個人のみなさまを募集中です。
活動資金や活動場所、倉庫、事務所など
応援いただけると、とてもありがたいです」と協力を呼びかけている。
また、今後も自治体や企業からの事業も積極的に受け入れ、
ママ目線を大事に、地域で子育てしている当事者だからこそ出来る活動や
情報発信を継続していきたいと考えている。

プロフィール

2011年 守谷在住のママ達が、
地域みんなで子育てを楽しもうと発足。
「守谷で子育て 新米ママのための保育園・幼稚園ガイドブック」、
「守谷で子育て 小児科・お産ガイドブック」を制作し、
地域に密着した情報を発信している他、
「いいお産の日」「木のおもちゃ広場」など
親と子供が一緒に成長できるイベントを開催している。

[写真左から宮下さん、柳澤さん、今野さん(設立メンバー)]

HP:http://www.mamamori.net

 

Information[インフォメーション]《今後の予定》いずれも参加費無料

  • 木のおもちゃ工作+マイ箸づくり
    1/31(日)、2/21(日)、2/28(日)ヨークベニマル守谷店
  • LEDアクセサリー光るバッジやブレスレットをつくろう♪
    12月6日(日) リボンとりで
  • レジンでアクセサリー&キーホルダーをつくろう
    12月7日・14日(月) 南守谷児童センター

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